2005年秋のことです。
JALマイレージを使って、同行者の航空運賃どこでも1万円という割引があるからどこかに行こう。
ということになりました。
行き先はかねてから念願の青森は黄金崎不老ふ死温泉
少し前にJR東日本の広告で、そのあまりにもみごとな夕日に旅心を派手に刺激されていたのでした。

だけど不老ふ死温泉はあまりにもメジャーで、予約が取れません。

青荷温泉というランプの宿があるからそっちに泊まろうか、
そりゃぁいいかもということで、急遽ランプの宿の宿泊決定となりました。

これが不老ふ死温泉の有名な海辺の露天風呂です。

あきらめきれない私たちは当然のことながら立ち寄り湯に入ろうと、
黄金崎まで車を走らせました。
あいにくの曇天は黄金崎に近づくにつれ驟雨となり到着した時は土砂降りです。
しかし、ああ、私ってなぜか強運の持ち主、
待つほどに雨は小やみとなり、通常であれば客でいっぱいなはずの露天風呂はこれこの通り
貸し切り状態となっていたのでした。

当然温泉を堪能してきましたよ。
目の前では海鵜が餌をとってるし、日本海の荒波は剛毅だし、最高でしたね。
ここはおすすめなスポットです。
夕日の頃はさぞやと思われましたが、高くは望みますまい。

さてさて、またも降り出した雨の中、林檎の並木の中を一路青荷温泉へと向かいます。
林檎は今収穫の時期なんですね。
林檎というよりは桃?と思われるような薄いピンクの果実がたわわに生っています。
たぶん袋を外して間もないから色が薄いのかなぁ。
これはかなり赤い方なんですよ。
青荷温泉は山の中の一件宿です。
急な山道を登っていくのですが、冬期間は雪上車が下まで迎えに来るそうな。

道中至る所に立て看があって、このようなメッセージが書いてあるんですよ。

これは翌日の朝に撮影しているんですが、当日はかなり暗くなっていて延々山道を登るので、とても全部は見ていけませんでしたけど、結構おもしろいです。
雪上車ならゆっくり見られるかもしれないけど雪に埋まってるかな。

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